2月20日、アラブ首長国連邦のドバイで開催された教育の国際会議「Education 2.0」の授賞式において、横井篤文副学長・ユネスコチェアホルダーが、国際賞「Education 2.0-Outstanding Leadership Award」を受賞しました。
同賞は、環境、貧困、健康、人権、平和、ジェンダーなどのグローバルな課題に関する教育産業や学術研究、社会活動を含む広範な教育活動で卓越したリーダーシップを発揮して社会に貢献する個人・団体・企業へ贈られる国際賞です。評価として、「リーダーとしての評判(Leadership Reputation)」、「実績と受賞歴(Achievements and Accolades)」、「プロフェッショナルな経験(Professional Experience)」、「創造的思考(Creative Thinking)」、「決断力のあるリーダーシップ(Decisive Leadership)」の5つの評価軸があり、各々の評価点を合計して算出した最終評点により受賞が決定されます。
主な受賞理由として、横井副学長は、これまでの長きにわたるグローバルなレベルで卓越したリーダーシップによるマルチステークホルダーを通した持続可能な社会のための国際教育と社会イノベーションの実践的な取り組み、そして2015年に本学に着任してからは、スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)ならびに国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に資する国連・国際機関との直接連携を通したグローバル・エンゲージメント事業による社会インパクトが高く評価されたものによります。とりわけ2019年からは、ユネスコの「持続可能な開発のための研究と教育」に関するユネスコチェアを通した世界的な活動、また2020年より国連平和大学での地球憲章国際審議会委員としての地球全体へのウェルビーイングに資する平和と博愛にかかる教育及び社会貢献活動、さらにOne Young World Japan Committee 理事としての地域と世界をつなぐ若者のエンパワーメントの取り組みなど、地域から地球社会まで広範にわたる平和的かつ愛他的な教育・社会貢献活動が総合的に評価されました。
今回の受賞について横井副学長は、「昨年の仏勲章に続き、身が引き締まる思いですが、あらためて、このたびの受賞は私ひとりのものではなく、岡山大学ならびに岡山地域をはじめとするご関係の皆さまを代表していただいたものであり、大変光栄に存じます。引き続き、地域と地球のありたい未来を共創するために、地域の皆さまとともに、国連を始めとする国際コミュニティとの関係強化を図りながら、地域と地球全体のウェルビーイングに資するグローバル・エンゲージメント事業を推進していく所存です」と話しました。
<参考>
Education 2.0 Conference
(新着ニュース)横井篤文副学長・ユネスコチェアホルダーが仏勲章を受章
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