岡山発の産官学国際化連携に向け、JETROと岡山県商工会議所連合会との三者包括連携協定を締結

2021年09月13日

 本学は8月31日、日本貿易振興機構(JETRO)、岡山県商工会議所連合会と、三者包括連携協定を締結しました。本協定は、相互の連携を強化し、岡山県におけるグローバル人材育成のためのプラットフォームとして機能することにより、産業育成を通じた地域への貢献を目指すものです。
 この日の調印式はオンラインで開催し、本学の槇野博史学長、横井篤文上席副学長(特命(グローバル・エンゲージメント戦略)担当)、JETROの佐々木伸彦理事長、相原君俊岡山貿易情報センター所長、岡山県商工会議所連合会の松田久会長、髙橋邦彰専務理事らが出席。槇野学長、佐々木理事長、松田会長が協定書に署名しました。槇野学長は「国内外を問わず、グローバルに活躍できる人材を、産官学協働で育成していきたい」、佐々木理事長は「岡山発の産官学国際化連携協定として大変期待している」、松田会長は「より一層情報交換を密にし、三者の強みを最大限に活かしながら、今まで以上に大きな効果を目指していきたい」とあいさつしました。
 本協定は、ポストコロナ時代におけるグローバル戦略の見直しと更なる活性化を図るために、地域の大学とJETROが包括協定を締結するケースが増えていることから、岡山県商工会議所連合会の松田久会長(JETRO岡山会長)からJETROと本学に対し、産官学の三者連携について提案があり、締結に至りました。
 今後は本協定に基づき、定期的に情報共有、意見交換を行う「産官学ラウンドテーブル」の設置、学生の海外ビジネスを考えるきっかけ作りを目的とした本学における講義の開講などについて、協力・連携していきます。三者が連携することで、外国人留学生の国内就職が促進され、地域の発展に貢献できることが期待されます。

〇日本貿易振興機構(JETRO)[New window] 
 国内48拠点、海外55か国76拠点、合計120以上の事務所のネットワークをもち、海外とのビジネス拡大を通じて活性化を狙う日本企業や地域などを支援し、日本経済の成長と競争力強化に大きく貢献している。

〇岡山県商工会議所連合会[New window]   
 県内12の商工会議所を会員とし、商工業に関する情報収集・調査研究、経済団体、行政庁等との連絡・連携などを担う。商工会議所は、小規模事業者等を対象とした経営支援事業を行うとともに、文化事業なども実施し、地域振興に関して大きな役割を果たしている。

【本件問い合わせ先】
 国際部国際企画課
 TEL:086-251-7036

あいさつを述べる槇野学長

あいさつを述べる槇野学長

協定書を手にする槇野学長(右上)、佐々木理事長(左下)、松田会長(右下)

協定書を手にする槇野学長(右上)、佐々木理事長(左下)、松田会長(右下)

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