国連の政府間年次会合「開発のための科学技術委員会(CSTD)」第27回会合のサイドイベント「UNCTAD-Okayama University Joint Research and Training Programme」を岡山大学が主催

2024年04月12日

 国連が毎年開催する「開発のための科学技術委員会(CSTD:Commission on Science and Technology for Development)」の政府間年次会合が今年は4月15~19日にスイス・ジュネーブにて予定されています。これに伴い「UNCTAD-Okayama University Joint Research and Training Programme」を同会合の公式サイドイベントとして、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部及び国連貿易開発会議(UNCTAD)と共催で開催します。

【日時】4月17日(水)13:30-14:30(現地時間)

【場所】スイス国際連合ジュネーブ事務局内 Eビルディング 第22会議室(対面形式)

【言語】英語

 ◆主催:岡山大学
 ◆共催:在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、UNCTAD
 ◆後援:SDSN Japan (国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク ジャパン)

 持続可能な開発のための2030アジェンダを達成するためには、開発途上国の科学研究・技術能力を強化することが最も重要であることは広く認識されています。このような背景のもと、UNCTADと岡山大学は2020年1月、CSTDの開発途上国の科学分野における人材を育成するために協力協定を締結しました。
 本学は、アフリカ・ASEAN地域の若手研究者を対象に、人材育成を通じて開発途上国の科学研究能力を向上させるため、以下の2つの共同研究・研修コースを提供しています。
1.「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」(短期):CSTD加盟国の女性科学者を対象に、本学で14~30日間、最先端の研究活動に従事する機会を提供。
2.「途上国からの若手研究者のための博士課程学位プログラム」(長期):CSTD加盟国の修士学位取得者を対象に、博士課程で学ぶ機会を提供。

 現在、本学とUNCTADは、スイス・ジュネーブの各国政府代表部や対象国の科学機関と協力し、申請プロセスを通じて研究者を選定しています。今後は、対象をアフリカとASEANの諸国からCSTD加盟国以外の国や他の地域にも拡大する可能性があり、本イベントでは、開発途上国の科学研究・技術能力を高めるための革新的な国際協力について、他の CSTD 加盟国と経験を共有します。

CSTD会合のHP[New window]
CSTDサイドイベントのHP

【サイドイベントの参加申し込み】(2ステップあります)
参加をご希望の方は、まず、国連の登録サイト[New window]から登録してください。
上記の登録ができましたら、次のサイドイベントの参加登録[New window]をお願いします。

【本サイドイベントのお問い合わせ】
岡山大学グローバル・エンゲージメント・オフィス
グローバルアドミニストレーター(UGA) 津波 優(TSUHA Yu)
E-mail: pwoy5yxe◎s.okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

【本件担当】
国際部国際企画課
TEL:086-251-8326

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