国連持続可能な開発ソリューション・ネットワークが「国連未来サミット」を支持する世界の大学長らの共同声明を発表 岡山大学が日本の大学で唯一掲載!

2024年07月19日

 7月1日、持続可能な開発目標(SDGs)のための世界最大の有識者ネットワークである国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network: SDSN)が、「国連未来サミット(Summit of the Future)」を支持する共同声明を発表し、日本で唯一賛同を表明した岡山大学からは、那須保友学長、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)・ユネスコチェアホルダーが賛同者として掲載されました。同サミットは、今年9月にニューヨークの国連本部で開催予定の国連総会において、私たちの未来を考える上で国連史上重要な会議と位置付けられ、世界59カ国から127人の大学長を含む有識者らが支持を表明しています。
 声明は、5月14日に開催され那須学長、横井副学長が招待参加したSDSNアジア太平洋地域におけるオンライン大学長会合での意見交換の内容が反映されたもので、本学が持続可能な開発のための教育(ESD)に関するアジア初のユネスコチェアであり、その基盤と実績を生かしてジャパンSDGsアワード特別賞を受賞した本学のSDGs大学経営に基づく国連機関との直接連携によるこれまでの協働プロジェクトの実績等を紹介するなど、声明発表に向けて積極的に関わってきました。また、横井副学長は4月からSDSN Japanのリーダーシップカウンシルメンバーに就任し、さらに本学とSDSNとの連携強化を図っています。
 本声明は、高等教育機関である大学が知の府として持続可能な開発目標を支持し、その達成に向けて政府・企業・市民社会を支援するための具体的な取り組みを表明し、国連未来サミットに向けて今後積極的に発信していくものです。
 本学は、今後も関連する取り組みを通して、地域と地球のありたい未来へ貢献する大学として多様なステークホルダーの皆さまとともに地球全体のウェルビーイングを推進していきます。

〇国連「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network:SDSN)」
持続可能な開発目標を推進するために2012年に潘基文国連事務総長(当時)によって設立された非営利団体のグローバルなネットワーク。学術機関や企業、市民団体をはじめとするステークホルダー連携のもと世界の環境・社会・経済問題の解決および持続可能な社会の実現に向けた方策を見出すとともに協働して実践していくことを目的としている。

[関連リンク]
那須学長らが国連「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」アジア太平洋地域における大学長会合に参加(新着ニュース)
国連未来サミットを支持する世界の大学学長らの共同声明:Statement by University Leaders in Support of The Summit of the Future – UN Sustainable Development Solutions Network[New window](英語サイト)
SDSN Japanリーダーシップカウンシルメンバー[New window]

「国連未来サミット」を支持する世界の大学学長らの共同声明(SDSN HPより)

「国連未来サミット」を支持する世界の大学学長らの共同声明(SDSN HPより)

那須学長

那須学長

横井副学長

横井副学長

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