UNCTAD短期プログラム若手女性研究者の2人が那須学長を訪問

10月24日、本学と国連貿易開発会議(UNCTAD)が共同で運営する2024年度「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース:Young Female Scientist Programme in Japan」により来日した若手女性研究者2人(南アフリカ・ボツワナ出身)が那須保友学長を表敬訪問しました。表敬訪問には、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)、若手女性研究者それぞれの指導教員である学術研究院保健学域の渡邊彰吾教授、学術研究院環境生命自然科学学域(農)の平野健准教授が同席。若手女性研究者から自身の経歴や研究内容などが紹介されました。那須学長からは過去のプログラム参加者が、帰国後に本学と国際交流協定を締結した例を挙げ、プログラム後も岡山大学とのつながりをもち、大学や本プログラムについて紹介することで、さらに多くの研究者へ輪を広げてほしいと伝えました。
 同日、若手女性研究者らは横井副学長、ウーマン・テニュア・トラック(WTT)教員の学術研究院環境生命自然科学学域(理)の御輿真穂准教授とランチミーティングを行い、交流を深めました。また、日本文化体験として、岡山市内の果樹園を訪問。マスカットなどの栽培方法について熱心に質問したり、梨及び柿狩りに挑戦したりしました。
 本学とUNCTADは、2020年1月に、SDGs(持続可能な開発目標)達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)の人材育成に向けて、大学としては世界初となる包括連携協定を締結。本協定に基づき、「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース:Young Female Scientist Programme in Japan」として、UNCTAD加盟国におけるアフリカ及びASEAN諸国の途上国の若手女性研究者を対象に、2週間から1か月程度の短期の共同研究・研修を行っています。
 本学は今後も、STI for SDGs を実施運営する国連の中枢機関のUNCTADと連携を強化し、STI for SDGsの人 材育成の取り組みを岡山から世界へ推進し、国内外に積極的に発信していきます。

○国連貿易開発会議(UNCTAD)
 1964年に設立。ジュネーブに所在する、貿易と開発、金融、投資、技術、持続可能な開発の関連問題に総合的に対応する国連の中心的な機関です。途上国の貿易、投資、開発の機会を最大化し、グローバリゼーションから生じる問題に直面する途上国を支援し、対等な立場で世界経済へ統合することを目的としています。

【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL:086-251-7036

集合写真

集合写真

表敬訪問の様子

表敬訪問の様子

WTT教員とのランチミーティング

WTT教員とのランチミーティング

梨・柿狩りの様子

梨・柿狩りの様子

ページトップへ戻る